アメリカの小型店 3
成功例が身近にたくさんあるため、青年が主婦が、多少の貯えを元手に「自分も将来は大小売チェーンの経営者」という夢を描いてアントレプレーナー(起業家)となるのです。
したがって「零細業は大手にしいたげられて収入も少なくあわれ…」というような、日本の中小商店にみられるようなみじめさは全くなく、「いまに大きくなって見せる」とアントレプレーナー・スピリッツに溢れています。
かつて、アメリカン・ドリームを求めヨーロッパからアメリカに渡って来たアメリカ開拓者の子孫たちは、いまだにアメリカン・ドリームを貧欲に追っているのです。
またアメリカの大学教育にはアントレプレーナーを育成しようという講座があり、それが若きアントレプレーナーを輩出させています。
アメリカの大学の経営学部では日本の大学のように経営学の理論を教えるだけではなくアントレプレーナー・プログラム(起業家講座)を持っているところが多いのです。
わたしがよく行くサッカー ショップの店長もそうですね。
経営学大学院のMBA(経営学修士)コースは大企業の経営幹部養成を目的としているのに対して、アントレプレーナー・プログラムでは小資本で独立、開業して成功するためのノウハウを教育するのです。
また、大学で講義を聞くだけではなく、2年次になると実際の開業計画をつくり、それを1~2年にわたり実行し、そのレポートが卒業論文として認められるという実学教育を行っています。
・・・そして、なかには学生時代の実験を卒業後もそのまま続けて本格的に企業化するケースも多いといいます。