肉食によるリスク 2
スクレイピーの病状は、現在"スクレイピー"と我々が言っている病気の症状であることは明らかである。
その特徴の一つは、羊が自分の肌をかきむしることで、
毛が全くこすれ落ち、露出した肌から血が流れ出ても続くので、この名が付いている。
スクレイピーは何百年間も多くの国に存在した。
英国では、少なくとも二つの羊の品種、ウィルトシャイアー・ホーンとノーフォーク・ホーンについては事実上根絶した、と言われていた。
英国議会は、この昔からの動物の健康に関する要望に対し、断固とした決定で応えた。
その後、スクレイピーは流行病がいつもそうであるように増大し、衰えた。
1750年から1820年の間、英国の東部・西南部、フランス、ドイツに大発生したが、当時の農業評論家は英国バス地区におけるこの病気についてこう記録している。
「この数年間、州中のすべての群が破滅し、大打撃を受けた。」
1820年から1910年の間、スクレイピーは減少し、事実上ヨーロッパから消えた。